横須賀・三浦 文化
公開日:2026.10.21
名作戯曲『楽屋』 演出と個性 見比べの試み 演じるは地元3劇団
演劇人なら誰もが憧れ、一度は挑みたいと願う劇作家、清水邦夫原作の『楽屋〜流れ去るものはやがてなつかしき〜』を、横須賀を拠点に活動する3つの市民劇団がそれぞれ演じるユニークかつ大胆な企画がスタートする。
同じ戯曲でありながら演出やキャストの解釈によって全く異なる魅力を引き出して表現するスリリングな試み。劇団のカラーと個性を色濃く反映した多彩な舞台を観客に届ける。
4人の舞台女優が登場する『楽屋』は、演劇への狂おしいほどの執着、嫉妬、そして未練が交錯していく幻想的な世界を描いた会話劇。女優Aと女優Bの二人は、実はすでにこの世を去った幽霊で、生前、舞台の主役を演じる夢を果たせぬまま命を落としている。そこにヒロインを演じる現役女優のCとプロンプター(影のセリフ出し役)を務める女優Dが加わり、楽屋の中で演劇への愛と他者への嫉妬が複雑に入り交じる愛憎劇を繰り広げる。これまで様々な劇団が演じてきた名作中の名作に「三浦半島演劇祭2026」の一環として、地元3劇団が挑む。
トップバッターを務めるのが、初声高校の演劇部を母体に1990年に旗揚げした「劇団営業ニ課」。今回の企画の発案者で同劇団で演出を担当している平田慎司氏が、作品の「見比べ」の楽しさを提示する。「役者と演出家には極度のプレッシャーがのしかかり、舞台の出来に優劣をつけられるリスクも伴うが、その緊張感も含めて楽しみたい」と平田氏は自信をのぞかせる。
同劇団の後には75年の歴史を刻む「劇団河童座」、公演ごとにキャストを編成する異色のユニット「演劇企画なおこるりん」と続く。
3劇団ともに会場は横須賀市青少年会館(深田台37)で、鑑賞券は一般2500円、高校生以下1000円。公演スケジュールは右表参照。
ピックアップ
意見広告・議会報告
横須賀・三浦 ローカルニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












