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横須賀・三浦 社会

公開日:2026.10.18

インクルーシブイベント 混ざり合う、育ち合う社会へ 30代の有志グループが企画

  • 実行委員会のメンバー。中央が大島代表

    実行委員会のメンバー。中央が大島代表

 障害のある子もない子も共に育ち合える社会の実現へ──。横須賀市内の30代を中心とした有志が中心となって10月25日(日)、インクルーシブイベント「YOKOSUKA そだちのたね」を開催する。単なる交流イベントにとどまらず、授産施設の出店による職業選択の機会創出や地域社会との接点づくりなど、当事者の未来を見据えた「共存の場」づくりに挑む。

「ないなら自分たちで」

 イベント開催の背景には、実行委員会メンバーの実体験と強い危機感がある。代表を務める大島秀星さんの長男は軽度知的障害とADHD(注意欠如・多動症)があり、中学時代は特別支援学級に通っていた。その中で痛感したのは、学校を卒業した後に待つ社会との「壁」や社会性を身に付ける機会の少なさだ。「障害者を支援したいと思ってくれる人はいても、具体的な接点が少ない。社会側の受け止めも進みつつあるが、日常的に共存できる場所はまだまだ足りない」と大島さん。ないなら、自分たちの手で用意しようと立ち上がった。

 障害があるから支援されるという画一的な関係性ではなく、「障害があっても、こんなに素晴らしいことができる」という輝く姿の発信を思い描く。当日は、車いすでも参加できるインクルーシブスポーツやアートの体験が用意され、子どもたちに新しい挑戦の機会を提供する。授産施設も出店。支援拠点が地域に存在することを周知すると同時に、当事者の子どもたちやその家族に対し、「働くこと」や「職業選択」をイメージしてもらう。ダウン症児の母親であるラミレス美保さんによるトークショーもある。会場はヴェルニー公園で午前10時から午後4時。入場無料。

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