連載10 世界一の素敵親子をめざして 文・家庭教育支援チーム「はっぴー子育て応援団」
自然の景色は秋の深まりを感じ、季節は着々と冬に向かっています。皆様にとって冬の楽しみは何ですか。私は鍋料理・チーズフォンデュ・三浦大根・相模湾から見る冬の富士山です。いつの間にかお正月、クリスマスと言わない自分になりました!
子ども達はサンタクロースからのプレゼントに想いをめぐらせている季節。養育者は、サンタさんが何を届けてくれるのかドキドキですね。初めてのゲーム機・ゲームソフトをお願いするお子さんもいる、心はずむ楽しい季節となります。しかし、親の立場ではゲーム時間の管理に悩むご家庭も多いようです。
子どもを取り巻くメディア環境は、この10年でとても変化しました。スマートフォンやiPadの普及で子ども達も簡単に手にして使えるようになり、LINEやYouTubeは、今の子ども達にとっては必須のアイテムのようですね。
はっぴー子育て応援団に寄せられる相談の中にも、子どもとメディアの関わり方についての悩みが多くあります。「幼児期からスマートフォンでアニメなどを見せても良いのか?でも見せないと泣くので渡してしまう」、小学生では「勝手に長時間、YouTubeを見ているが、やめさせたい」などの相談があります。
先日、トリプルPプログラムの開発者であるサンダース教授と再会しました。
最近の日本の養育者がメディア機器の与え方、管理について悩んでいる事を伝えると、「今や世界共通な悩みだ」と言いながら、「昔、養育者は子どものテレビの視聴時間に悩んでいた。今は、スマホ・iPadなどの機器に変わっただけです。でも関わり方は同じ。親子で時間を決めて時間になったらやめさせる。これが定着してくれば自分からやめることができる」と話してくれました。簡単に言えば、ルールを決めて守らせるということです。シンプルだから難しいかもしれませんね。では、どうしたら子どもが「ルール」を守れるようになるかについては、次回お伝えいたします。(つづく)
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