市民有志グループ「南下浦地区小学校統廃合計画の見直しを求める会」(三堀広治代表)は先月28日、吉田英男市長と及川圭介教育長に対して陳情書と1010筆の署名を提出した=写真。
三浦市学校教育ビジョンによると、1中学校区1小学校の施設分離型小中一貫教育をめざし、南下浦地区は旭・上宮田・南下浦・剣崎の4校から1校への統廃合を検討。陳情書では、こうした事業計画の見直しを要望している。
「子どもや保護者だけでなく、地域の声も大事にしてもらえたら」と同会メンバー。三堀代表も4学区が統合することで通学の長距離化による児童の安全確保と保護者負担の増大を懸念した。
陳情書と署名を受け取った市教委は、「これから皆さんの意見を聞いて、見直すべきところは見直したい」と回答。市民へのアンケートなどで広く声を聞く機会を設けるとした。
先月の市議会定例会で吉田市長も、同ビジョンで目途としていた2025年度の実施にこだわらず、また、一斉の統廃合ではなく段階的な実施も視野に検討を続ける考えを明らかにしている。
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