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公開日:2026.04.24

【秦野市】“木のある暮らし”に助成 玩具購入や木育等も対象に

  • 新たに助成の対象となる木製の玩具

    新たに助成の対象となる木製の玩具

 秦野市は4月から、「木のある暮らしづくり補助金」をスタートした。これまで実施していた秦野産材による個人住宅の新築・リフォームへの補助制度を見直し、事業所などの民間建築物も対象としたほか、県内初の取り組みとして木製構造物、木製遊具、木製玩具、木育活動も補助対象に拡大。補助額は最大200万円となる。

 秦野市は2024年度から、豊かな森林資源の循環や脱炭素社会の大切さを伝えることを目的に、人生のさまざまな節目で秦野産材とふれあう機会を作ろうと「木のある暮らしづくり事業」を実施している。

 25年1月には結婚時に木製ペアコースター、出生時にヒノキ玉の記念品配布を開始したほか、同年3月からは中学校の卒業証書にヒノキの木の紙を導入。そのほか、敬老祝い品や一部小学校での学習机天板の秦野産材使用、公共施設への活用などさまざまな取り組みを行っている。

「森の国・木の街」づくり宣言に参画

 また、秦野市は3月26日に林野庁が取り組む「森の国・木の街」づくり宣言に参画。木を「植えて、育てる」だけでなく、木を「使う」ことも重視し、森林整備につながる木材の活用を通じた地球温暖化の防止への貢献、建造物の木造化などを推進することを示した。宣言は4月4日時点で444団体(自治体105、企業・団体339)が参画している。

制度を拡大し最大200万円

 今年度はこうした動きをさらに加速させ、市全体で木とふれあえる場所や機会を広めようと、新たな補助金制度「秦野市木のある暮らしづくり補助金」を4月からスタートさせた。

 個人住宅の新築またはリフォームへの助成については、これまで市が実施していた「快適なまちづくり補助金」から、今回創設された「木のある暮らしづくり補助金」で条件等を見直し。補助は「秦野市電子地域通貨OMOTANコイン」の一律付与に変更し、限度額は10万コイン分とした。

 新規に追加された補助対象としては、飲食店やオフィス・事務所などの民間建築物の新築またはリフォーム費(木製什器含む)、ウッドデッキやウッドチップ舗装などの木製構造物の購入・施工費、木製遊具の購入・施工費、木製玩具の購入費、木育活動の実施の5つ。補助率50%となり、民間建築物と木製構造物、木製遊具は補助上限は200万円、木製玩具は上限10万円、木育活動は上限5万円となる。

 ただし、木製遊具・玩具の購入、木育活動の補助は個人は対象外。また、いずれの事業も秦野市内の事業者によって実施されることが条件。制度利用の前に、市への事前相談が必須となる。

まち全体で木にふれあう機会を

 市森林ふれあい課では「木とふれあえる場所や機会をまち全体に増やしていきたい。補助金を積極的に活用してもらえたら」と話す。補助に関する詳細は、市ホームページで公開している。問い合わせは同課【電話】0463・82・9631へ。

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