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「夏の皮膚トラブルにご注意を」 飼い主に感染するケースも
体中が毛で覆われている動物にとって、これから到来する夏は過ごしにくい季節。三崎動物愛護病院の五十嵐眞一院長によれば「皮膚病も多くなりやすい」という。その代表的な例にノミアレルギー性皮膚炎が挙げられる。「ノミが動物の血を吸う際に出す唾液でアレルギー反応を引き起こし、痒みや脱毛、赤み、できもの、かさぶたなどが主な症状。またヒゼンダニに接触して感染する疥癬は動物のみならず人間にもうつり、強い痒みや湿疹ができるケースもある」と警鐘を鳴らす。
同院では、薬液の滴下による治療を施すほか、おやつタイプのノミ・ダニ駆除薬も用意。五十嵐院長は「アレルギーや菌感染、ストレス、寄生虫など、皮膚トラブルの原因はさままざまで、ペットの異常に飼い主が気づきにくいというのも難点。伝染病などは最悪の場合、人命にも関わる。大切なパートナーが患う病気の早期発見に繋げるだけでなく、ご自身の健康のためにもまずは診察を」と呼び掛けている。
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