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三浦 教育

公開日:2022.07.08

三浦市立小中学校
たくましく生きる「海の教育」
海藻で万華鏡&真珠の核入れ

  • たくましく生きる「海の教育」 (写真1)

  • たくましく生きる「海の教育」 (写真2)

 三方を海で囲まれた環境を活かし、三浦市は2012年度から小中学校で海洋教育を行っている。(一社)みうら学・海洋教育研究所など関係団体と連携。「郷土を愛し、誇りを持ち、これから社会をたくましく生きる人材育成」を掲げ、海にまつわる体験学習を通して、児童に「学ぶことの意義」を実感させ、「確かな学力」を身に付ける手段として事業を展開している。自然・歴史・文化・産業といった土地ならではのユニークな授業が今年も動き出した。

「キラキラな森を大切に」

 三崎小学校(札内尚校長)で6月22日、5・6年生約40人を対象とした海藻万華鏡作りが実施された。環境教育を推進する(一財)日本海洋レジャー安全・振興協会が主催、海藻おしば協会が指導。

 県内の海には380種類の海藻があることや、海の生き物が吸収して蓄えた炭素「ブルーカーボン」などについての学んだ後、いよいよ万華鏡の制作に。鎌倉材木座に漂着した緑藻(グリーン)・褐藻(ブラウン)・紅藻(ピンク)といったカラフルな海藻をそれぞれ選び、専用キットの中に閉じ込めた。太陽に向かって筒を高く上げ、くるくると回転。世界に一つだけの力作に「いい味出てる」「何だかおいしそう」と言って児童は楽し気に笑った。

 6年生の原山遥生さんは「キラキラして感動した。今後は海の森を汚さないように努力しようと思った」と感想を述べた。

「大きくなぁれ白い粒」

 名向小学校(中山賢一校長)の5年生約30人は7月4日、真珠の核入れを行った。

 かつて真珠の養殖研究が行われていた小網代湾で「三浦真珠」の再生に取り組むNPO法人小網代パール海育隊が協力。児童はスタッフからレクチャーを受けながら、母貝となるアコヤガイの身に器具で傷をつけ、真珠のもととなるドブガイの核と細胞片を1つずつ挿入。緻密な作業に苦戦する表情は真剣そのもの。自らの手で核入れした真珠は来秋に浜揚げされ、卒業記念としてネクタイピンになる予定で、横須賀市にあるクラシゲ宝飾のオーナーで、飾り職人の倉茂紀夫さんが真珠の加工を手掛けるという。

 核入れ後、三浦華暖さんは「貝が生きているから少しかわいそうだったけれど、大きくなってと想いを込めて入れた」と完成を心待ちにした。

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