三浦 人物風土記
公開日:2023.03.03
「フレイルサポートセンター」で所長を務める
山田 泰之さん
葉山町在住 50歳
誰もが元気になる三浦へ
○…加齢に伴い心身が衰える状態「フレイル」の予防・改善をサポートする「フレイルサポートセンター」が、昨夏に開設した。全国でも稀な拠点として注目を集め、利用者も増加。旧施設は少人数制で手狭になったため、移転・拡充した。三崎口駅近くにある「どんどん!デイサービスセンター」で5年勤めた経験が評価され、新所長に任命された。「フレイルは誰にでもやってくる。利用者の生活を支え、住民同士が交流する場になれば」。フレイル予防の3要素に、運動・栄養改善・社会参加を掲げる。機能訓練を経た後、「遊ぶ」「楽しむ」をテーマとした生活リハビリを取り入れ、三浦市ボランティアセンターと共同で、菓子作りや陶芸、絵画など、趣味に繋がるメニューも開発予定だ。
○…宮城県出身。病気がちだった幼少期、いつも身近には看護師の存在があった。「自分も助ける側に回りたい」という思いが芽生え、山形県の看護大学に進学。看護師と保健師の資格を持ち、都内の大学病院に就職した。心臓手術などに携わる循環器の病棟で4年働いた頃、「術後の回復を支えるリハビリ専門の看護師になりたい」と昼は病院勤務、夜は専門学校に通い、27歳で理学療法士を取得。横須賀共済病院で13年の間、経験を積んだ。知人の紹介で市社協の職員となり、「どんどん」の所長として立ち上げ時から携わった。
○…「農家さんには負けるけれど」と畑作業が息抜き。大根やキャベツ、ブロッコリーを自家栽培する。「三浦半島は第二の故郷」と誇らしげに笑う。一方で「少子高齢化が深刻なまちでもある。杖の持ち方一つでも私の知識を必要とする人は多い。だからこそ信頼に応え、三浦で元気になる好事例を作って発信したい」と展望を語った。
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