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No.6 「懐かしい」は価値になる 左官職人で生きてきて見えてきた世界
パソコンやスマートフォンなどの普及により、私たちの生活は劇的に便利になりました。さらにAI(人工知能)の発展で、暮らしも激変しています。この便利な時代にあって、「懐かしい」という価値が高まっていくと予想される方がいます。 たとえ技術が進んでも、卓越した職人の技でも再現できない「懐かしい」という街並み・建物・空間。それは愛着を持って大切にされたものにしか生まれない希少性の高い価値のようです。 三浦にはこの「懐かしい」が点在しているので、流行に敏感な若者たちが魅力に感じて、足を運んでいるのかもしれませんね。また旬の食材を新鮮な状態でその場で味わうことのできる文化も、便利さが増すほどに価値が上がるようです。 人工的に作ることができない価値を内在する「周回遅れのトップランナー」だなぁと、筆者はこのまちを分析しながら楽しんでいます。
鈴木一史(左官職人)”壁を創る職人”として三崎を拠点に左官業を営む(有)左菊(三崎1-10-6)の社長。得意技は土遊び。地元に目を向けながら熊本県の地域創生ビジネスにも挑戦中。多拠点生活「ADDress三浦邸」の家守でもある
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