平井竜一逗子市長は15日、総額345億1千万円となる2013年度当初予算案を発表した。うち一般会計は前年度比2・8%増となる204億1100万円。ごみ焼却炉の改修工事や第一運動公園、市営池子住宅の再整備など施設整備費が膨らみ、過去最高の予算規模となった。
歳入では、全体の約半分を占める市税が0・5%減の93億7600万円。景気低迷や高齢化の影響で個人市民税の減収が見込まれ、市税全体では5年連続のマイナス。不足分を市債発行14・6%増の33億3900万円など計上し、補填した。
歳出では、人件費、扶助費、公債費を合わせた義務的経費が全体の50・7%を占める。内訳では人件費が25%増の51億7000万円、扶助費が16・5%増の33億5600万円、公債費が2・6%増の18億7100万円だった。市内大型公共施設の再整備が最終年度にあたるため、投資的経費が17・7%増の36億1800万円。全体比では17・7%を占めた。平井市長は「厳しい財政状況ではあるが、財源を有効活用し、実施計画に位置づけた目標を達成すべく、全力で取り組んでいく」と述べた。
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