神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
逗子・葉山版 公開:2013年10月4日 エリアトップへ

文化プラザホール逗子アリーナ 来年4月から指定管理へ 財政スリム化など目的に

政治

公開:2013年10月4日

  • LINE
  • hatena

 逗子市は来年4月から逗子文化プラザホールと逗子アリーナ(及び第一運動公園内有料運動施設)の2つの公共施設を従来の直接運営から指定管理者による運営に切り替える。転換にかかる議案は9月定例会で可決。すでに管理者は選定されており、今後経費削減や住民サービスの向上などに期待が寄せられる。

 指定管理者は、公共施設の管理に民間手法を導入し、効率的な運営やサービス向上を目指す制度。市内では福祉会館、医療センター、学童保育などで導入されている。

 逗子市は、「財政のスリム化」を目的に昨年3月に市の一部業務や公共施設の委託を進める「ロードマップ」を作成。今回指定管理が決まった2施設のほか、市民交流センター、図書館も2015年4月の委託を目標に掲げている。

 文化プラザホールの選定は公募で行われ、応募の届出があったのは7団体(1団体はのち取り下げ)。その後専門委員会への諮問、答申を経て(株)JTBパートナーズなど3社からなる共同事業体の「逗子文化プラザパートナーズ」と市内駐輪場などの業務委託を受ける(株)パブリックサービスら3社の共同事業体が交渉権者に選ばれ、「逗子の特性に基づいた提案がなされているか」「業務の実効性があるか」などの視点から逗子文化プラザパートナーズが選ばれた。

 逗子アリーナと関連有料施設は非公募で(財)逗子市体育協会に委託。文化プラザと同様、専門委員会の答申を経ており、複数の市民によるスポーツ団体を統合した組織であることから住民との繋がりを持ち、ニーズを的確に把握していることなどが評価された。

 指定管理への移行により利用者からは開場日・開場時間の拡充や利用料の減額、民間発想による自主事業の展開などがメリットとして考えられる。一方デメリットは運営にかかる公的責任が担保されなくなることなど。

 指定期間は文化プラザが14年4月から4年間、アリーナは5年間。それぞれ1年ごとに評価委員による事業評価を行い、期間終了後には委託先を見直す。
 

本まぐろ直売所

4/26~5/6は休まず営業、毎月第2・4土日は特売日!

https://www.yokosuka-honmaguro.com/

<PR>

逗子・葉山版のトップニュース最新6

1600年前のロマン解禁

長柄桜山古墳群第一号墳

1600年前のロマン解禁

整備完了、式典に180人

4月26日

未来に残す文化資源

逗子文学年表

未来に残す文化資源

有志が調査、編集

4月26日

葉山に新たな観光資源を

ビーチキャンドル

葉山に新たな観光資源を

森戸海岸で初開催

4月12日

青ジャンパー、駅前で19年

逗子観光推進の会

青ジャンパー、駅前で19年

「若者に案内続けてほしい」

4月12日

災害時、トイレ備えは

本紙アンケート

災害時、トイレ備えは

逗子、葉山ともに足りず

3月29日

子どもの笑顔のために

小坪小150周年

子どもの笑顔のために

5月25日に記念イベント

3月29日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

  • 3月29日0:00更新

逗子・葉山版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

逗子・葉山版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook