葉山町の山梨崇仁町長は6日、年頭会見に臨み、「今年は御用邸誕生から120年、来年は町制施行90年を迎える。心新たに、節目を感じながら町政に臨みたい」と抱負を述べた。
町長はまず、横須賀・三浦両市とのごみ処理広域脱退に伴う訴訟で昨年末、同町の賠償が確定したことにふれ「大きな懸案に一定のめどがついた」と述べ、最終処分場の委託先については「近隣自治体とのパートナーシップを築きながら模索していく。年内中にも方向性を定めたい」と意欲を示した。また6月から始まる家庭系ごみの戸別収集では「モデル地区ではすでに減量化に成功している。全町導入から2年間で30%の減量化を目指す」と表明。ごみ処理をめぐる問題を自身任期中の「最大の課題」と位置付け「残りの2年で形にしたい」と改めて強調した。
また就任直後から取り組んでいる役場の機構改革の進捗、保育園新設など子育て支援の充実、総合計画改定についても述べたほか、近隣市で風紀の乱れに伴う海水浴場の規制強化が進められている現状については「ジェットスキーやバーベキュー、入墨については葉山でも条例による規制を検討する」との考えを明らかにした。
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