逗葉新道の無料化も求め
逗子市の県道24号から葉山町、湘南国際村を経て横須賀市の県道26号線までを繋ぐ三浦半島中央道路(延長約11・1Km)の北側区間について、逗子・葉山の首長、商工会長、県議らが5日、早期整備を求める要望書を黒岩祐治神奈川県知事に提出した。要望書では道路整備に加え、逗葉新道の無料化も求めている。
平井竜一市長、山梨崇仁町長、湊屋孝之会長(逗子市商工会)、柳新一郎会長(葉山町商工会)、近藤大輔県議による連名。三浦半島中央道路は1993年に都市計画決定され、現在供用されているのは逗葉新道から湘南国際村までの約4・6Km区間。北側区間について県は「かながわのみちづくり計画」で整備道路に位置づけ、16年度を計画最終年度としているが、着工のめどはたっていない。
要望書では北側区間が未整備のため、通過交通による渋滞が深刻化していることを指摘。有料道路を避ける通過車両が生活道路にも侵入し、市町内で交通の支障になっているとしている。さらに16年度に三浦半島中央道路と逗葉新道が交差する南郷地区で地域商業の活性化拠点を整備する計画があることから一体的な整備推進を求めた。要望書を受け取った黒岩知事は「道路事情は認識している。取り組むべきことには取り組みたい」と意向を示した。
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