全国自治体の首長や議会の政治活動に焦点をあて、その取り組みを評価、表彰する「第9回マニフェスト大賞」(同実行委主催、早稲田大学マニフェスト研究所・毎日新聞社共催)で、葉山町議の有志6人が作る財政研究会「ZAIKEN(ざいけん)」が政策提言賞の優秀賞に選ばれた。将来の財政状況を分析し、住民と情報共有しながら政策提言したことなどが評価された。
メンバーは横山すみ子、荒井直彦、笠原俊一、金崎ひさ、長塚かおる、待寺真司各町議。少子高齢化で将来の歳入減を見据えた上で「町の将来像を描くためには政策の基本となる財政の現状と課題をより深く把握することが重要」として昨秋から財政問題の調査と分析を開始。結果を住民と共有し、政策提言するための「ZAIKENフォーラム」を複数開催し、意見交換を重ねてきた。今月5日にはフォーラムにもとづく提言書を山梨崇仁町長に提出。内容は町の第4次総合計画にも反映されているという。受賞を受けて代表の横山町議は「将来予測をするためには個々が”議員力”を高めることが必要。調査や分析は地道な作業だったが、外部評価をいただけたことは励みになる」と話した。
今回のマニフェスト大賞には全国から2223件、1459団体の応募が寄せられ、46団体が受賞した。
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