葉山中学校サッカー部が8月上旬まで行われた「県中学校総合体育大会サッカーの部」(県中学校サッカー大会)でベスト4入りを果たした。大会には県内476校が参加しており、同校によると4強入りは創部初。関東行きの切符こそ逃したものの、強豪校がひしめく中、激戦を戦い抜いた。
同部は7月上旬に行われた横須賀地区大会で順当に勝ち進み、1位通過。地区大会の上位32チームが名を連ねる本戦トーナメントに駒を進めた。
チーム身上は「相手に走り負けない」。朝練や午後練で積極的に走り込みを重ね、体力や機動力を磨いてきた。3年生を主体とした攻撃的なプレーを武器に、初戦は宮田中(横浜12位)を相手に2-0、2回戦で浜中(横浜8位)を2-1で下して快勝。続く3回戦は大綱中との対戦で3-3のまま延長戦でも決着がつかなかったが、PK戦で4-2と勝ち越し、横浜1位の強豪を見事退けた。準決勝では大会覇者の桐光学園中(川崎1位)を相手に2-1で惜敗したものの、目標に掲げてきた4強入りを見事に達成。3年生で主将の相原琉希君は「昨年ベスト8の成績を塗り替えられて嬉しい。関東に行けなかったのは残念ですが、仲間と戦えたことを誇りに思う」と振り返った。
3年生はあす24日から行われる「横須賀市民大会」が引退試合になる。クラブチームも参加する大会でメンバーらは「1試合でも多く勝ち上がりたい」と意気込んでいる。
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