三浦半島4市1町と県、観光協会、鉄道会社で構成する「観光連絡協議会(三観協)」は、地域の魅力最大化に向け「アイデアソン」実施することを明らかにした。広域観光推進体制の基盤となる「地域連携DMO」の設立に向けた動きで、25日、各自治体の首長らが記者会見を行った=写真。
「アイデアソン」は特定のテーマについて、多様なメンバーで対話を通じてアイデアを創出するワークショップ。今回は三浦半島地域の関係団体や事業者、住民を交えて観光資産の洗い出しを行い、集客や活性化の具体的なモデル事業を提案していく。
国の地方創生推進交付金の一部を活用した事業で、3月末まで全6回を予定。一般の参加も募っていく。同協議会ではこれまで、観光情報のWEBサイト「LAUMI(ラウミ)」とデジタルサイネージによる発信や地場産メニューの開発、マイルストーンを活用したサイクルスタンプラリーなどを連携して手掛けており、これら事業の展開例も検討していく。「半島外から移住した人や、検討している人などの視点も取り込みたい」と新たなアイデア発掘に期待している。
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