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逗子・葉山 社会

公開日:2023.08.04

避難所運営など体験
小学生が防災キャンプ

  • 避難所運営ゲームで意見を出し合う子どもたち

    避難所運営ゲームで意見を出し合う子どもたち

  • 水不要のシャンプー体験

    水不要のシャンプー体験

 逗子市、葉山町、横浜市金沢区の災害ボランティア団体で構成する「てんでんこ逗葉」が7月22日から1泊2日で、小学生を対象にした防災キャンプを開催した。会場は逗子第一運動公園内の体験学習施設スマイルで、小学1年から中学1年まで32人の子どもが参加。キャンプは震度7の地震が起きて避難所に来た想定で行われた。

 水道が使えない設定(トイレは別)で、子どもには1人1本、2リットルのペットボトルが渡され、飲み水、歯みがきなど全て自分の水だけを使用することを求められた。自己で管理することで、水の大切さを知ってもらおうという狙いだ。食事の際には各自が自宅から持ってきた皿にラップを巻いて使い、洗い物が出ないようにした。

 宿泊した公園内の体育館では、「避難所運営ゲーム」を実施。避難所になる学校の見取り図と避難者についての情報が書かれたカードを使って行った。カードに書かれた避難者の家族構成などを考慮しながら、寝場所を振り分けたり、支給されたテレビを配置したりするなど避難所運営の難しさを体験した。

 夜にはまた大きな地震が起きて津波警報が出たとして、子どもたちは懐中電灯を手に避難開始。警報から津波到来までの時間、約10分を想定し、高台にあるアザリエ展望公園まで歩いた。

 再び体育館に戻ると、「水のいらないシャンプー」を体験。子どもたちは「スースーして気持ちいい」と初めての感覚に驚きの声を上げていた。

 3年の男子児童は「避難所運営ゲームはテレビや布団をどこに置くかを考えるのが楽しかった。勉強になった」と話し、中学1年と小学2年男子生徒の父親は「もっと保護者も参加し、同じ経験をする機会を持った方がいいと思う」と、キャンプの意義を語った。

 主催者の1人は「本当の避難所のような窮屈さはないが、集団で寝ることの気持ちを経験することに大きな意味がある」とキャンプの必要性を強調した。

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