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逗子・葉山 社会

公開日:2025.05.30

海でブルーカーボン実感
アマモ協らがツアー実施

  • 水中カメラの映像を見る参加者

  • ヒジキについて解説する高山さん(中央)

 葉山の藻場の保全、再生活動に取り組む「葉山アマモ協議会」と、自然電力株式会社(福岡県)、株式会社ラ キャルプ(渋谷区)は5月14日、ブルーカーボン(※)体験ツアーを開催した。葉山のブルーカーボンクレジットを購入した企業などから約20人が参加した。

 参加者は湘南漁業協同組合葉山支所(角田正美支所運営委員長)で、アマモ協議会の山木克則さんから、ブルーカーボンの重要性、葉山の海の磯焼けの現状、藻場再生のための取り組みなどのレクチャーを受けた後、船に乗り込み出航。船上からワカメが生えている現場を見たり、水中カメラの映像で海中を確認したり、ヒジキの漁場を見学するなどした。下船後は漁師の高山清志さんにヒジキの収穫から、窯でのゆで上げ、干してから出荷するまでの流れの説明を受けた。

 同ツアーは今回が3回目。2023年に自然電力が葉山のブルーカーボンクレジットを購入したことをきっかけに、アマモ協議会の活動に共感。その取り組みを多くの企業に知ってもらおうと企画された。

※光合成により二酸化炭素を吸収した海草、海藻などが枯れたり深海底に流されたりして蓄積された炭素

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