逗子・葉山 社会
公開日:2025.09.12
手話で楽しむ交流フェス
9月15日 交流センターで
逗子市、葉山町の聴覚障害者と支援者で構成される「音のないフェスティバル実行委員会」は9月15日(月)、手話言語の普及を目的としたイベント「音のないフェスティバル」を開催する。逗子文化プラザ市民交流センターで、午前10時から午後3時まで。
今年で4回目の開催となる同イベントは、会場内での発声が禁止されており、来場者は手話やジェスチャー、筆談を通じてコミュニケーションをとる。これにより、ろう者の生活や手話が大切な言語であることを知るきっかけとなる。手話が初めての人でも、簡単な手話教室が随時開催されるため、誰でも気軽に楽しめる。
主催者によると、「同様の取り組みは日本では他地域にはない」と、全日本ろうあ連盟の役員から話があったという。
会場では、飲食店や金魚すくい、キッチンカーなどの出店のほか、音のないダンス、絵本の手話語り、手話紙芝居、機器展示などさまざまなプログラムが行われる。
今年は東京で「聞こえない・聞こえにくい人のオリンピック」と言われるデフリンピックが開催されることにちなみ、地元のデフリンピック選手2名による講演会(午前11時〜、午後1時30分〜)も実施される。ユニフォームの展示、ビームライフルの競技体験も企画されている。参加費は無料。雨天決行。
問い合わせは【メール】otononaifes@gmail.com。
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