戻る

藤沢 トップニュース社会

公開日:2015.01.01

藤沢市民病院
「新東館」今年8月に竣工

  • 再整備後の市民病院外観イメージ図(提供=藤沢市民病院)

  • 新東館6階イメージ

 老朽化に伴って、現在、再整備事業が行われている「藤沢市民病院」。主要な施設のひとつ「新東館」が2015年8月に竣工、9月から一部外来と病棟の供用を開始する。外来機能の集約や災害対策の強化などの計画が盛り込まれ、地域医療の中核を担う拠点として一層の医療体制充実を図る。

 竣工予定の新東館は、鉄筋コンクリート造の地上8階建て。12年5月から再整備が始まり、13年12月から建物本体の工事に着手していた。現在は通常診療に支障が出ないよう、既存施設で業務を続けながら、新東館5階までの建設が進められている(14年12月27日時点)。

 今年8月には竣工する見通しで、9月中に旧施設からの機能移転や引っ越しを行い、外来の一部と病棟の供用が開始されるという(外来ホールやエントランスなど一部を除く)。

利用しやすさ、防災、良好な環境めざし

 再整備事業の指針として3つの重点項目が掲げられている。そのひとつ「外来機能の集約」をめざし、新東館1階には総合受付や各種相談室を設け、1階と2階に外来診察室を配置。3階にはMRIやCT、内視鏡、心電図などの各検査室が集約される。

 「災害に強い病院」とするために、建物は免震構造。津波対策として地下階を設けず、万一、浸水被害を受けた場合も診療への影響を最小限にとどめ、災害時の医療拠点として機能させる狙いだ。

 また、新病棟では、現在の病床数536床を保ちながら、個々の病室を約1・6倍拡大。新たに設ける屋上テラスと病棟には、食事や談話のための専用スペースを確保し、利用者の「良好な療養環境」にも配慮している。

17年12月までに全館リニューアル

 17年12月までに、西館の改修工事、続いて現東館の解体や中央棟の建設を実施。最終工期で、新東館のエントランスの建設および、外構工事などを行い、全ての施設をリニューアルオープンさせる。

 1階にはコンビニエンスストア、2階にはカフェなど来院者向けのスペースも設ける。そのほか、館内をスムーズに移動できるよう1階から3階までを結ぶ専用エスカレーターを稼働させるなど、より利便性が向上するという。再整備事業全体の費用は、現段階で約103億円の見込み。

さらなる医療の充実へ

 市営の総合病院として1971年に開設され、市民の健康を支えてきた「藤沢市民病院」。人口増加とともに規模を拡大し、基幹病院として高度医療や救急医療の中核を担ってきた。

 同院担当者は、「騒音や振動などでご迷惑をおかけしているが、可能な限り影響が少なくなるように努める。さらなる医療体制の充実を図り、『より親しまれ、より信頼される病院』を目指したい」と語っている。

藤沢 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

藤沢 人気記事ランキング

  • 前日
  • 1週間
  • 1か月

ピックアップ

すべて見る

意見広告・議会報告

すべて見る

藤沢 トップニュースの新着記事

藤沢 トップニュースの記事を検索

コラム

コラム一覧

  • LINE
  • X
  • Facebook
  • youtube
  • RSS