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藤沢版 公開:2020年1月17日 エリアトップへ

(一社)藤沢駅周辺地区エリアマネジメントの代表理事を務める 山田 秀幸さん 鵠沼松が岡在住 57歳

公開:2020年1月17日

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往年の賑わい、その先へ

 ○…藤沢駅北口のシンボルだったサンパール広場。昨年末に2年がかりの改修が完了し、新たな市民の憩いの場として生まれ変わった。辻堂駅前の再開発などもあり、藤沢駅周辺の活気が陰りを見せて久しい。新生広場は、いわば再興に向けた賑わいづくりの要。これまでよりも様々なイベントが開ける状況を整え、経済効果の波及を図ることが、このほど発足した組織の目標だ。

 ○…創業55年目を迎えるフジサワ名店ビルの代表取締役社長。藤沢商工会議所副会頭でもある。時代の変遷による盛衰は自らも肌で感じているが、一方で藤沢ならではのポテンシャルも感じている。「地方の大都市は平日の昼間人通りがほとんどないが、藤沢駅は往来が多い。その人たちをどう誘導できるか」。昨年末、広場の活用を見据えて実施した社会実験では手ごたえも得た。訪れた親子連れが屋外のこたつで将棋やオセロに興じたり、人工芝で絵本を読み聞かせたり。「イベントの効果はあったと思う。発想次第で賑わいは作り出せる」と話す。

 ○…幼少の頃、もっぱらの遊び場は当時真新しさが残る名店ビル。学校終わりに毎日のように足を運び、お菓子を食べたり、玩具売り場で遊んだり。雑踏で賑わう駅前の光景は今も印象的で、「やっぱり元気な藤沢を今の子どもたちに引き継いでいきたいよね」。そんな思いも覗かせる。

 ○…「商業ビルの外壁で映画上映をやったこともある。予算があればプロジェクションマッピングをやっても面白い」。それにオープンカフェに青空市。アイデアを問われると構想が膨らむ。目指すのは市民や団体も利用できる開かれた場。法整備やルールづくりなど課題は多いが「官民協働で連携しながら、実現させたい」と意気込んだ。

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