藤沢 経済
公開日:2020.10.02
コロナ社会 どう生きる
「人つなぐ音楽」これからも
シンガーソングライター ホンマ輝子氏
新型コロナウイルスをきっかけに働き方や生活様式が変容する中、地域経済も回復に向けた模索が続いている。果たして”処方せん”はあるのか。各業種や団体関係者に話を聞いた。
――シンガーソングライターとして活動されています。
「藤沢のちょい呑みイベントで『流し』をさせていただいたり、ライブバーやレストランなどで活動しています。コロナ禍で6月までほぼ全てのライブが延期、中止になりました。何より衝撃だったのは、音楽に関する街の景色ががらりと変わってしまったこと。週末に駅周辺を行き交っていた音楽関係者の姿は消え、ギターケースを担ぐだけで後ろ指を差されるような空気感が生まれました。本来、人に元気や勇気を届けるはずの音楽が悪いものと断じられたようで、やるせない思いでした」
――徐々に音楽活動を再開する機会も増えていると思いますが、感じることは。
「自粛期間中を経て、やはり音楽が求められているということは肌で感じています。横浜の団地で演奏する機会があったのですが、お子さんからお年寄りまで、皆さん本当に喜んでくれた。コロナ禍を機に音楽のあり方が変わった訳ではない。むしろ閉塞感を感じる人にとってはより癒しであり、支えになると思っています。今、人と握手をしたり、ハグをすることはいけないことだと、子どもたちも教育を受けています。でも、本来スキンシップや人同士が触れ合うことは良いことのはず。そのことはせめて、音楽を通じて伝えていきたい」
――オンラインを使った活動については。
「緊急事態宣言下ではSNSを介して演奏を配信したりしていました。若い子には投げ銭ライブなどの形で上手に収益化している子も多いようです。ミュージシャンにとっての新しいビジネスモデルが生まれたのは、奇しくもいいことかもしれません。ただ、私個人としては、やはり生のライブを大事にしたい。その場にいるからこそ味わえる響きや、空気感を他の人と一緒に共有できるのが醍醐味ですから」
――今、音楽の役割とは。
「音楽だけに限らないかもしれませんが、一つは絆を築くお手伝いをすることでしょうか。昨年、千葉で台風被害があった時、仲間と一緒にチャリティーライブを企画したのですが、半日程度でかなりの寄付金が集まり、支援を届けることができました。今後は医療従事者を支援するチャリティーも企画できたらと考えています。私自身、音楽をやっていたおかげで今まで多くの人とつながり、支えられてきた。今後も演奏を通じて、元気を届けていきたい」
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