ポスターを持つ大塚さん
（一社）藤沢市薬剤師会（齊藤祐一会長）が小学生・中学生を対象に募っていた「禁煙ポスター」の最優秀作品がこのほど決定し、藤沢小学校６年生の大塚彩央里さんが選ばれた。
大塚さんのポスターは、中央に大きな地球があり、その中心や周りに子どもやお年寄り、妊婦らが笑顔で描かれている。ポスターの上下には「自分の健康と周りのためにも禁煙しよう」と大きく標語を書き込んだ。
大塚さんは、喫煙者の叔父にタバコを止めて欲しいと思いポスターを描くことに。テレビのニュースを見たり新聞を読んだり、また、祖父から話を聞いたりして、たばこが喫煙者をはじめ周りの人々の健康にも害を及ぼすことを知り、様々な人を描いたという。
「顔の表情が分かるように絵の具ではなく色鉛筆で描いた」と大塚さん。優秀賞には「うれしい」と笑顔で話した。
主催した薬剤師会は「受動喫煙は家族の健康にも影響をおよぼします。コンクールなどの啓発活動を通じて、受動喫煙のない社会を目指し、禁煙の輪を広げる活動をしていきたい」と話している。
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