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藤沢 文化

公開日:2026.04.10

商店街が大好きだ Vol.10 歴史紡ぎ、おもてなしを磨き 江の島観光会 金子順一会長

  • 弁財天仲見世通りの入り口・青銅の鳥居の前に立つ金子会長

    弁財天仲見世通りの入り口・青銅の鳥居の前に立つ金子会長

 「商店街は生活圏にあるのが一般的。でも江の島観光会は一期一会のお客さまが多い。その点では少し独特かも」。こう話すのは、同会会長の金子順一さん(56)だ。

 弁財天仲見世通りの店舗で構成していた江の島観光土産品組合が、2010年に解散した。その後、通りの店に限定せず、島内にあればどこでも加入可能として、間口を広げて結成された。現在は飲食店や土産屋、旅館といった40の店舗が加盟し、観光振興に大きく貢献している。江島神社や江ノ島郵便局、江ノ島電鉄なども名を連ね、島内や観光業に携わる企業が一体となて、市観光協会とも密に連携しながら年中訪れる観光客へ向けた「おもてなし」を展開をしている。

 夜間でも安心して通行できるように街路灯の整備に取り組む他、昨年日本三大イルミネーションに初認定された「湘南の宝石」や夏の夜を彩る「江の島灯籠」、先月行われた「湘南江の島春まつり」などのイベントにも協力し、訪れた人々をもてなす。また、定休日でも島全体の活気を創出しようと、シャッターに浮世絵をデザインする「シャッターラッピング」を始める店舗も増えている。

 前身の組合が結成された1926年から約100年が経過。新型コロナ禍には客足が途絶えたものの、近年は訪日外国人観光客数の増加などもあり、以前の状態に戻りつつある。同会の使命は古くから存在する日本有数の観光地としての歴史や誇りを、これからも受け継いでいくこと。金子さんは「人は訪れるが、そのままでいると飽きられてしまう。さらに50年後、100年後と続くには何ができるのかをみんなで考えていきたい」と島と商店街の未来に思いを馳せる。

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