神奈川県高等学校春季バスケットボール大会が4月23日から5月5日にかけて県内各地で開かれ、湘南工大附属高校(辻堂西海岸)が11年ぶり25回目の優勝。関東大会への進出を決めた。
シードのため2回戦から出場した同高は、初戦で元石川を114-67と圧倒。続く厚木北も97-74、上溝南も80-61で下し準決勝に駒を進めた。
決勝進出をかけた横浜清風との試合は堅さから終始リードを許す展開に。一時は20点まで差を広げられるも「後半勝負」を合言葉に粘り、最終4Qで逆転。78-77で競り勝った。
準決勝の反省を胸に臨んだ東海大相模との決勝は、常に主導権を握り81-60で快勝。久しぶりの栄冠を手にした。
今野雄三コーチ(35)がチームの柱と語るのが、舩木敬司選手、伊東将太選手、鈴木春斗選手の3人のガード陣だ。昨年、上位大会に進出する権利をあと一歩で逃し続けてきた同チーム。その全ての試合に出場し、悔しさを経験したメンバーでもある。3人が最上級生となった今年、新チーム発足時に掲げた目標は「県内無敗」。今野コーチも「優勝が決まった後も浮かれることなく、選手同士で試合の反省を伝えあっていた姿に、成長を感じた」と振り返る。インターハイ出場30回を誇る古豪が、復活の一歩を踏み出した。
関東大会は6月4日(土)・5日(日)に小田原アリーナで開催される。
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