藤沢市内の観光周遊を促す施策の一環として市が公募していた「MaaS」(次世代移動サービス)を開発、運営する事業者への支援対象が小田急電鉄(株)に決まった。観光課題の解決に資する新たな機能を実装するための費用を市が補助。様々な交通手段を組み合わせながら全市域の活性化を目指す。
市が7月29日まで実施した公募型プロポーザル形式で同社1社が応募。先月5日にプレゼンテーションとヒアリングを実施し、同社の提案が支援対象に選定された。
同社は鉄道やバスの乗車券、観光施設などのデジタルチケットの購入や経路検索が可能なMaaSアプリ「エモット」を独自に展開。同アプリをプラットフォームとし、市の観光施設と連携した電子チケットやデジタルスタンプラリー機能など、周遊を促進するための新たなコンテンツを実装してもらう。同電鉄グループの江ノ電が提供するシェアサイクルも活用し、交通の利便性を高める。
市は関連システムの構築などに係る費用として7500万円を助成。市観光課は「年度内早い段階でサービスを開始したい」としている。
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