神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
藤沢版 公開:2023年1月1日 エリアトップへ

「介護はコロナで進化している」 特別インタビュー

社会

公開:2023年1月1日

  • X
  • LINE
  • hatena
取材に応じてくれた川瀬和一会長(右)と三上直樹会長(市内鵠沼・社会福祉法人共生会にて)
取材に応じてくれた川瀬和一会長(右)と三上直樹会長(市内鵠沼・社会福祉法人共生会にて)

 感染拡大の第8波が訪れた今、地域の介護の現場はどうなのか。神奈川県高齢者福祉施設協議会藤沢地区福祉施設連絡会の川瀬和一会長(共生会)と、藤沢市居宅介護支援事業所連絡協議会の三上直樹会長(同)に話を聞いた。見えたのはコロナ禍の中、模索を続け進化する介護の姿だった。

医・福連携強化安心のまちへ

 「このコロナ禍を経験して、大きく進化したのは連携の意識です」と語る川瀬会長。これまでは介護は介護、医療は医療と、それぞれの機関ごとの対応となっていた。しかしコロナ禍を受け、り患者への対処や、回復後のケアの手法、病院の病床確保にもつながる入退院のタイミングなど医療と介護、ジャンルを超えた情報連携への取り組みが進んでいる。それは現場の質を高める研修にもつながり、感染症に加え、防災のジャンルでも知見が深められている。

 「今後、医・福(介護)連携はより強化される予定」と川瀬会長。安全・安心のまちづくりに大きく寄与する体制がととえられつつある。

ICT進化も「絆」大事に

 「介護業界で比較的苦手だったICTの発展もあった」と話す三上会長。リアルでの情報共有や学びが一時できなくなったことが契機となり、ICTの普及の弾みになった。面会に使われることなど、利便性があがり、サービスの質向上にも役立った。だが、家族との絆、顔と顔をあわせることの大切さは、より貴重だと教えてくれた。「その空間にともにいること、絆をつなぐ場は大切にすべきと学びました。」と三上会長。

新たなステージへ

 「介護スタッフはみなマジメ。認知症の方々にも穏やかに心豊かに暮らしてほしいと奮闘しています」と川瀬会長。医療機関との連携が進んで知見が深まり、コロナ禍で感じた人と人とが触れあえる温もりの大切さを今まで以上に心に刻んだ。川瀬会長は「たくさんの課題が生まれ、それを解消していく流れがある。今後はより安全で質の高いサービスが提供できる」と自信をのぞかせる。三上会長も「医療のほか、地域のNPOなどとの連携も進みつつある。地域一丸でよりよい介護を目指します」と誓った。

湘南巻き爪矯正院 藤沢院

無料相談会実施中!神奈川16店舗展開 施術実績41万回超 切らない・痛くない「負担の少ない施術」

https://shonanmakitume.com/fujisawa/

㈱平和堂典礼

藤沢市辻堂神台2-2-41 0120-59-6999

https://heiwadou.com/sp/

<PR>

藤沢版のローカルニュース最新6

寒さに負けず「はい!」

寒さに負けず「はい!」

拳勝館門下生130人が稽古

1月17日

新たな挑戦は事業継続の鍵

新たな挑戦は事業継続の鍵

経済3団体が賀詞交換

1月17日

メタバース障害者が体験

メタバース障害者が体験

26日に共生イベント

1月17日

炎を前に離れ技披露

炎を前に離れ技披露

今田遊水地で「どんど焼き」

1月17日

ホーム感謝祭で無料観戦

湘南ユナイテッドBC

ホーム感謝祭で無料観戦

1月17日

詐欺撲滅グッズ抽選で100人に

藤沢暴力追放推進協議会

詐欺撲滅グッズ抽選で100人に

電話自動応答録音機 受付け始まる

1月17日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月17日0:00更新

  • 1月10日0:00更新

  • 12月20日0:00更新

藤沢版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2025年1月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

X

Facebook