要望書を提出した池田会長（左から２人目）ら
藤沢市内29園が加盟する特定非営利活動法人藤沢市私立幼稚園協会（池田清会長）は７日、「令和６年度藤沢市予算に対する要望書」を市に提出した。
冒頭、池田会長は、幼稚園教諭らに住宅手当を出している園への補助金や、奨学金返済補助金、就労奨励助成金といった藤沢市の施策に感謝の意を表明。要望では▽既存の補助制度の実効性検証と改善▽保育士と同様の処遇改善▽幼稚園現場や、保護者の負担を軽減するＩＣＴ化、ＤＸ化の加速▽幼稚園と小学校間で行われる個人情報共有のあり方、手法の整理-などを伝えた。
鈴木恒夫市長は各々の要望に理解を示しつつ「子育てしやすいまちとして実態に合わせて進めていきたい」と述べた。
提出後、池田会長は「子育てしやすいまちに直結する幼稚園。今後も市と協力しながら課題解決を進めていきたい」と話した。
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