遊行寺境内に特設されたランウェイステージで観客に手を振るコスプレイヤーら
異色のコラボ、実現――。
西富の時宗総本山遊行寺で先月30日、アニメなどのキャラクターに扮するコスプレのイベントが開かれた。同日まで開催された藤沢市民まつりの一環で同実行委が主催した。
開山７００年の厳かな境内に軽快なアニソンが鳴り響いた。イベントは街の新たな魅力を発信し、来場者に楽しんでもらおうと企画。同寺も「宗教の垣根を越えて多くの人に足を運んでほしい」と快諾し、初の開催が実現した。
境内には特設のやぐらやステージが設けられ、コスプレイヤーが歌やダンスを披露。約30組が出演したランウェイでは自慢の衣装やポーズで盛り上げ、観客を魅了した。発案した藤沢商工会議所青年部の川崎伸生さんは「予想以上の人出で幅広い年代に楽しんでもらえたと思う。来年以降も続けていきたい」と話した。
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