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藤沢 社会

公開日:2023.12.08

「未来の救急車」体験
救命率向上へ実証実験

  • 救急車の中から患者のバイタルデータを送る救命士

    救急車の中から患者のバイタルデータを送る救命士

 健康と次世代の移動サービスをデータで結ぶ未来を体験できるイベント「ヘルスケアMaaS2023」が、1日から3日まで湘南ヘルスイノベーションパーク(湘南アイパーク)で開催された。2日と3日に「未来の救急車体験」の実証実験があり、最新テクノロジーを組み合わせた救急救命が紹介された。

 救急の初期現場を想定した実証実験では、立往生した車の中に人がいるのをドローンが発見し、現場を撮影。 救急車が到着し、眼鏡型端末のスマートグラスを着用した救命士が病院のER(救急救命室)と連携して現場の映像を送った。患者の指紋から個人データを取得。脈拍や血圧、体温などのバイタルデータと既往症の電子カルテデータを双方で共有した。

 既往症からくも膜下出血と判明し、ERは患者の様態を把握しながら救命士に初期措置を指示するとともに、手術の事前準備を整えた。現場には別のドローンで降圧剤が届き、救急車の中で薬剤投与が施されるまでの一連の流れが披露された。

 実証実験に加わった三菱商事都市インフラ本部の曽我新吾統括マネージャーは「実験は、最新技術の活用とデータ連携で救命率を向上させることが狙い。迅速な対応が取れるようパッケージとしての救命救急を築いていきたい」と話した。

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