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藤沢 社会

公開日:2026.04.24

長久保公園温室に「コーヒーノキ」 市内団体が寄贈

  • 寄贈されたコーヒーノキ(前列中央)を囲む関係者ら

    寄贈されたコーヒーノキ(前列中央)を囲む関係者ら

 辻堂太平台を拠点に活動する日本コナ・コーヒー文化推進協会(瀧田信之代表)が17日、市にコーヒーノキ2本を寄贈した。コーヒーノキは長久保公園(辻堂太平台)みどりの相談所展示温室に展示され、誰でも見ることが可能だ。

 寄贈されたコーヒーノキは、アカネ科コーヒーノキ目。生る実から焙煎されるコーヒーは、米国のハワイ島で栽培される世界的に希少で高価なコーヒーで、甘くフルーティーな香りと爽やかな味わいが特徴の「コナ・コーヒー」として親しまれている。その普及には、19世紀後半に移民としてハワイで働く当時の日本人が関わったことなどが伝わっている。

 近年、コーヒー生産は世界的な気候変動による温暖化や災害によって脅かされ、2050年には病虫害などの影響から耕作面積が半減するとの見方もある。また、生産地における労働者の人権問題も課題となる。寄贈にあたり、瀧田代表は「同園内で多くの来場者や児童・学生らに見せることで、SDGsを次の世代に伝えたい」と語る。

 コーヒーノキは、6年目で3回の収穫を経たものと3年目のもの。17日時点では花芽がついており、白い花を咲かせた後に緑色の実をつけ、完熟すると赤くなり収穫できる。

 この日、温室内で寄贈式が行われ、同協会に鈴木恒夫市長から感謝状が手渡された。瀧田代表は「同園の温室に展示されることで、多くの子どもたちに見てもらい、守っていきたいと思ってもらえれば」と未来に期待を込めた。

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