早稲田夕季氏
民主党神奈川県連は、次期衆院選の神奈川４区（横浜市栄区、鎌倉市、逗子市、葉山町）に鎌倉市選出の県会議員、早稲田夕季氏（57）を擁立する方針を固めた。
滝田孝徳幹事長が３月７日、取材に答えた。滝田氏は４区の現職である浅尾慶一郎氏が、自身が代表を務めたみんなの党時代の同僚で、今夏の参院選に自民党推薦で出馬予定の中西健治氏（無所属）の選対本部長に就任したことなどから「共闘は難しいと判断した。地元からの強い要望があり、県連としても妥当だと考えている」と話した。
また今後について「承認に向けて党本部と協議中だが、意向は理解してもらっている。そう遠くない時期に正式決定するのでは」と見通しを明かした。
早稲田氏は３月５日に逗子市で開いた会合で「安保法案の審議をきっかけに『言いたいことが言えない世の中になるのでは』という危機感があった。あくまでリベラルを貫きたい」と出馬に意欲を見せた。
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