鎌倉 トップニュース文化
公開日:2026.09.11
吹奏楽コンクール 七高と深沢中が東関東へ 県代表として
第75回神奈川県吹奏楽コンクール神奈川県大会がこのほど行われ、鎌倉市内から神奈川県立七里ガ浜高校と鎌倉市立深沢中学校の吹奏楽部がそれぞれ金賞を受賞し、県代表として東関東大会への出場権を獲得した。七里ガ浜高は9月12日(土)に水戸市民会館(茨城県)で開催される高校生の部B部門に、深沢中は9月19日(土)に千葉県文化会館で開かれる中学生の部B部門に挑み、演奏を披露する。
七里ガ浜高校
東関東への出場は3年ぶり。3年生は過去2年間、コンクールで悔しい思いを重ねてきた。今年4月、新チームの目標を掲げる際、指揮を務める外部講師の石井弘樹さんは「絶対に東関東へ連れて行くから頑張ろう」と部員たちに伝えていた。
幾度となく厳しい要求を受け、壁にぶつかりながらも心を一つにしてきた部員たち。地区大会では「1位で抜けるぞ」と声を掛け合い、有言実行した。
続く県大会では、「大会審査の基準点となるため厳しい評価を受けやすい試練の順番」となるプログラム1番。だが、「1番で金賞・代表を取ったらカッコいい」と前を向いた。
県大会当日は早朝4時に学校に集合し練習。校長や副校長も早くから対応するなど「学校側の手厚いサポートがあったからこそ」と感謝を深める。本番ではホール特有の音響に戸惑い、直後は「不安もよぎった」というが、演奏後、見事金賞と県代表を獲得した。
結果を聞いた前部長の桜井心夏さん(3年)は「びっくりしたけれど、うれしかった」と晴れやかな笑顔を見せ、現部長の岩澤小町さん(2年)も「夢見心地で、今も実感が湧かないほど」と喜びを噛み締めた。うれしさに涙を流す部員の姿もあったという。
顧問の玉井敏晴教諭は「部員たちは本当によく練習してくれた。東関東もいつも通りできれば、良い演奏を届けられると思う」と努力を称える。
東関東での出演時間は、午前11時45分頃。
深沢中学校
県大会には11年ぶり、東関東大会には20年ぶりの出場となった。2年前に吹奏楽部の顧問に就任した久村直丈教諭は、「特に3年生は入学のタイミングから一緒にやってきたので本当にうれしい」と笑顔で話す。「私が何もしなくても生徒同士で計画を立て、教え合うことが習慣化している」と成長をたたえた。
市原綾乃部長(3年)、青野真亜子副部長(同)、栗山藍名副部長(同)を中心に計36人で活動している。ステージに上がるのは23人のみだが、楽器の移動や準備、補欠の役割など、全員が必要不可欠であり、部全体で演奏を作り上げてきた。3人は東関東大会出場に、「びっくりした」「夢のまた夢だと思っていた」と驚きを口にしながらも、満面の笑みで喜びを語った。
県大会で演奏したのは、歌劇「子供と魔法より(モーリス・ラヴェル/作曲、小野寺真/編曲)」。駄々っ子の子どもの成長を描いたオペラの名曲だ。今後に向けて、「個人の技術の向上と、楽譜の解釈、何をどう表現するかの更なる共有が必要」と久村教諭。「楽譜どおりに弾くだけではダメ。全員が曲を理解し、『一つになる』ことを目指す」と話す。
市原さんは「関わってくれた方への感謝を忘れずに、みんなが納得して終わりたい」、青野さんは、「他校の思いも背負ってコンクールに臨みたい」、栗山さんは「悔いの残らない演奏がしたい」と思い思いに意気込んだ。
東関東大会での出演は19日(土)、中学生の部B部門、後半の部、午後3時35分頃を予定。
ピックアップ
意見広告・議会報告
鎌倉 トップニュースの新着記事
コラム
- LINE・メール版 タウンニュース読者限定
毎月計30名様に
Amazonギフトカード
プレゼント! -

あなたの街の話題のニュースや
お得な情報などを、LINEやメールで
無料でお届けします。
通知で見逃しも防げて便利です!












