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「鎌倉文華館」6月8日開館 旧県立近代美術館を改築

文化

掲載号:2019年3月29日号

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平家池越しに見える南外観(左)と中庭(右上)、内部階段(右中)、ピロティ(右下)
平家池越しに見える南外観(左)と中庭(右上)、内部階段(右中)、ピロティ(右下)

 鶴岡八幡宮境内に建ち、2016年3月に閉館した旧神奈川県立近代美術館鎌倉館が、鎌倉の歴史や文化などの新たな発信拠点「鎌倉文華館 鶴岡ミュージアム」として6月8日(土)に開館する。これに先立ち、4月20日(土)からプレオープンも予定されている。

 1951年に、日本初の公立近代美術館として誕生した旧神奈川県立近代美術館。その本館は20世紀を代表する近代建築家ル・コルビュジエに師事した坂倉準三が設計したもので、戦後日本のモダニズム建築の傑作と評されている。

 県は当初、同宮との借地契約が終了する16年3月までに、建物を解体した上で土地を返還する方針を示していた。しかし、市民による署名運動などを経て、15年に本館棟の保存が決定。美術館が閉館した後の16年末に同館建物を含む敷地が同宮に返還された。

 その後、県指定重要文化財である建物の建築的価値を保存しながら、安全性を向上させるための耐震工事を17年9月から開始。またエレベーターを新設するなどバリアフリー化も図っていた。

国内外に魅力発信

 鎌倉文華館は6月8日に開館。「新たな交流と文化を育み、発信する」「鶴岡八幡宮、鎌倉についての理解を深める活動を行う」「参拝を深める空間を創出する」を基本理念に、企画展示や文化イベント、セミナーなどを開催するほか、資料・作品の収集、保存、調査研究を行っていく。

 同宮の担当者は「年間を通して、歴史や文化、文学、美術など、幅広いテーマを取り上げていき、国内外に鎌倉の魅力を発信していきたい」と話している。

4月20日プレオープン

 開館に先立って企画展「新しい時代のはじまり」が4月20日(土)から5月6日(月)まで開催される。

 期間中は、1950年の設計コンペから今回の改修工事までの軌跡を図面や模型、映像、写真などで紹介する。「最新技術で耐震補強や機能を向上させつつ、かつての姿を取り戻した空間で、日本の伝統とモダニズムの合理性を兼ね備えた坂倉準三の『建築の精神』をご体感ください」と担当者。

 期間中無休。開館時間は午前9時から午後5時まで。入館料は中学生以上500円、小学生以下は無料(障がい者手帳持参の人と介添者1人は無料)。問い合わせは鶴岡八幡宮【電話】0467・22・0315へ。

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