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公開日:2026.01.01
湘南鎌倉総合病院
地域に根差した「やさしい病院」の深化
小林修三病院長 新春インタビュー
鎌倉・湘南地域の中核病院として、高度な救急・急性期医療を担い続ける湘南鎌倉総合病院。その指揮を執り、就任から4年目を迎えた小林修三病院長に、掲げるマニフェストの進捗と、地域住民の「健康と幸福」に直結する未来の医療について話を聞いた。
-「弱者を置き去りにせず、先端医療を目指す」というマニフェストの進化は。
「マニフェストの根幹は、『この病院に来て良かったねと言われる病院づくり』です。病気を治すだけでなく、心に寄り添うやさしい病院づくりを目指しています。これまで、高齢者医療に加え、周産期医療に力を入れてきました。新しい命とお母さんたちへの支援は、弱者を置き去りにしない医療の最前線です。そして、もう一つ重要視するのが障害者医療です。高度急性期病院でありながらも多様なニーズに寄り添い、医療を提供していく責任があると考えています」
-患者の「幸福」に焦点を当てた取組みとは?
「高度な治療は当院の存在意義であり、当然のこととして提供し続けます。しかし、本当に大切なのは、生きてて良かったと感じられること。現在、日本人の健康寿命と平均寿命の間には10年以上の差があります。この差を埋めるため、当院は、健康な状態に近づけていく未病改善の考え方を強く推進します。運動や栄養指導に加え、『音楽療法』の導入を進め、地域全体の幸福度向上に貢献したいと考えています」
-二つの新たな先端医療に挑戦しているとか。
「一つ目は、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)の装置の導入です。従来の陽子線治療が十数回の照射を必要とするのに対し、このBNCTは原則1回の照射で治療が完了するため、患者の負担を大幅に軽減します。当院で初めての、人に対する臨床応用が始まります。二つ目は、再生医療の未来を拓くエクソソーム治療です。最大の特長は、他人のもの(他家)も利用可能であり、適用できる疾患の幅が飛躍的に広がることです。これも人への臨床応用が始まる予定です」
-国際的な医療協力体制の強化もありますね。
「当院は12年前に外国人患者受け入れ認証施設の日本第1号として認定され、国際貢献を続けてきました。この度、米国のオハイオ州立大学ウェクスナー医療センターと包括連携協定を締結しました。今後、外国人医師が当院に継続的に勤務し、日米の医師が共に診療にあたる体制が始まります。鎌倉から世界の医療を学び、発信できる開かれた病院づくりを推進していきます」
湘南鎌倉総合病院
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鎌倉市岡本1370-1
TEL:0467-46-1717
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