市内十間坂を拠点に、小中学生で構成する「三丸(みつまる)大サーカス」が、12月27日に横浜市で開催された「全国ダンスパフォーマンスコンテスト2020」で初優勝した。コロナ禍で大会やイベントが次々と中止になる中、練習を続けてきたチームは喜びに包まれた。
今回の全国ダンスパフォーマンスコンテストは、新型コロナの影響により、夏からの地区予選は動画審査で実施された。三丸大サーカスは各種大会で入賞歴のあるチームが参加する「中高生一般スペシャル部門」にエントリーし、予選を通過。12月の全国決勝大会では、ヒップホップやジャズダンスで勝負するチームが多い中、競技エアロビクスを主流とする三丸大サーカスはアクロバティックな技を盛り込んだ演技で、20チームの頂点に立った。
中学生1人、小学生4人のメンバー構成で中高生一般スペシャル部門を勝ち抜き、リーダーの福地璃子さん(中2)は「優勝はびっくり。久しぶりに大会に出られたのもうれしかった」と喜びを噛みしめた。
繰り返した練習
例年は、4〜12月に20カ所ほどの大会・イベントに出場する同チームだが、コロナ下の昨年に参加したのはわずか3回。それでも週7回、休まず練習に取り組んできた6年生の城美優さん、丸岡美嬉さん、長萌菜美さんは「練習を続けてきてよかった」と言い、学校行事などが制限される中で「ダンスが楽しみ」と表情は明るい。チーム最年少の磯崎桃花さん(小4)も、「もっともっと上手になりたい」と笑顔をのぞかせた。
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