連載「広げよう心のバリアフリー」【5】 外出にバスを使う会社員の私から...
小さいお子さん連れでの外出は大変です。出来るだけ混雑している時間帯を避けるなどの工夫も必要ですが、どうしても出かけなければならないこともあります。
お互いに譲り合ったり助け合ったりして、乗り合わせられたらいいですね。
先日仕事先でバスに乗ったら、小さいお子さんを2人連れたおかあさんが乗ってきました。
わたしにも小さい子どもがいるので気になって見ていると、まだ歩けない乳児を抱っこしながら何か大声で騒いでいる幼児の手をひいていて、まわりに「すみません、すみません」と謝っていて気の毒になりました。
「ここ空いていますよ」と声をかけると、ホッとしたような表情で席に座りました。
たまたま隣に乗合わせた年配の奥さんが、子どもをあやすのが上手な人で、子どもが泣きやんで笑いだすと一気にバスの中が和やかな雰囲気に包まれました。
わたしも小さい頃はやんちゃ坊主だったと母に言われたことを思い出しました。こんなふうにまわりに助けられて育ったのかなと思い、自分に出来ることで恩返しをしていこうと思った一コマでした。
制作/茅ヶ崎バリアフリー基本構想推進協議会市民部会
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