茅ヶ崎・寒川 コラム
公開日:2024.07.26
ベルマガ通信 7月20日アウェー湘南1-0G大阪
3連勝で降格圏脱出、上位進出挑む
J1第24節 vsガンバ大阪戦
リーグ2位につけていたガンバ大阪を敵地で下した。スコアが動いたのは終盤83分。前線での細かい連係から敵陣で押し込む展開の中、途中出場の福田翔生選手からのパスをダイレクトで畑大雅選手が合わせて先制。このゴールが決勝点となり、この勝利でベルマーレは2020年シーズン以来の3連勝、2021年9月から続く山口智監督体制で、初のリーグ戦3連勝を飾った。
開幕にあたり今季を「集大成」と位置付けた山口監督。今年も残留争いを繰り広げる現状に対し、ファン・サポーターの中に監督継続の是非も可否も少なからずあっただろう。勝ちきれない試合が続けば失点を減らす策を講じて好転させるしかない。そして、今のベルマーレは「ボールを持って相手の決定機を減らす」策をピッチ上でみせている。これまで積み上げたものが、勝ち星に繋がってきた。
残留が目的ならば集大成の言葉も遠く霞む。いつかは上位にいける……。挑まないものに「いつか」は訪れない。次節まで約2週間の中断を挟む。混戦のJ1に上位進出への挑みを。連戦連勝の歩みを。(スポーツライターすぎさきともかず)
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