交通安全の大切さ伝えたい

　○…街頭キャンペーンや自転車利用者に対するマナー啓発など、交通安全運動活動を続け22年。地域交通安全活動推進委員として多年の尽力があったと表彰された。知らせを受けた時、事務局を務める茅ヶ崎安全運転管理者会が受賞したものだと勘違いしたという。「まさか自分がいただけるなんて思ってなくて」と照れ笑い。「長く続けてきましたが、これからも１件でも交通事故が減るよう活動を続けていきたい」と強い意志を瞳に宿らせる。

　○…啓発活動中は「無視されることも多い」と言い、落ち込むこともある。しかし、「ありがとう」「ご苦労様」と声掛けをもらうと「うれしくて、また頑張ろうと思う」と笑顔に。自身はもちろん安全運転を心掛けており、「秘訣はイライラしないことね」と穏やかな口調で話した。

　○…横浜で生まれ育つ。結婚後、県内全域で物件を調べ、「駅も小学校も近く、自然豊かで子育てするにはとても良い環境」だと、長女が小学校入学と同時に寒川に居を構えた。３人の子育てが終わり、現在は趣味の旅行を満喫中。国内はほぼ制覇し、その中でも「北海道で美味しいものを食べるのが好き」で、これまでに30回以上訪れている。コロナ禍で旅行を楽しめない時も、人混みを避け、自家用車で道の駅を巡りながらご当地スタンプを集めるなどしてアクティブに過ごしてきた。他にも、ガイドブックや地図を眺めながら旅行欲を満たしていたといい、「常にどこかに行っていたい。次は金沢もいいかな」

　○…推進委員の活動では、他地区と合同で研修会等があり、「そこで得られた知識を今後の活動に役立てたい」と力を込める。「この先も変わらず交通安全の大切さを訴えていきたい」