地域に欠かせない存在に

　○…昨年度50周年を迎えた「寒川ロータリークラブ（＝寒川ＲＣ）」の会長に就任した。これまで培ってきた経験を生かし、「地域に喜んでもらえる、そして、継続的な奉仕活動の確立を目指す」と力を込める。クラブには、35人が所属している。この先の50年も、仲間とともに切磋琢磨しながら「地域社会に欠かせない存在」となるよう活動していく。

　○…寒川ＲＣに入会して10年。「大変だったことは無い」とキッパリ。活動を通して全国に友人の輪が広がり、仕事面でも「良い刺激を受けている」。自身のレベルアップと地域貢献に邁進する日々を「充実している」と言い、会長として「楽しみながら活動できるクラブを目指したい」とも。そのため、今年度は会員の交流機会も増やす予定だ。「良い事業、良い仲間がいれば必然的に会員の増強にもつながると思うので」と笑う。

　○…寒川で生まれ育つ。小学校から大学までサッカーに打ち込み、現在はゴルフに夢中。ベストスコアは73で、「あと１打減らしてパープレイで回りたい」と練習に精を出す。寒川ＲＣの仲間もゴルフ好きが多く、コンペには会員の半数以上が参加。有意義な会話も生まれ、「ロータリーに学ぶ」事ができている。家族は妻と子４人。誕生日などの記念日は全員集まってのお祝いが常。しかし、銀婚式は夫婦で旅行を楽しんだ。「妻には感謝しっぱなし」

　○…運送や製造、シャトレーゼ湘南さむかわ店などを手掛ける村松商事（株）の３代目として、２００人弱の従業員を束ねる。「働き方は転換期を迎えていると思う。人が主役になり、地域から必要とされる仕事を生み出し続けたい」。ロータリアンとしても、地元企業としても、地域貢献を果たす所存だ。