近代日本画の大家として知られる横山大観の作品を集めた「横山大観の富士」展が、11月24日(月)まで平塚市美術館で開催されている。午前9時半から午後5時まで。
明治、大正、昭和にかけ近代日本画の成立と発展に多大な影響を与えたといわれる横山大観。今回の企画展では、大観が好んでモチーフとし、生涯を通じて思いを寄せた「富士」の作品を通し初期から晩年に至るまでの画業を振り返る。
展示総数は54点。同展示会ポスターにも使用された『砂丘に聳ゆ』(1941年・メナード美術館蔵)ほか、大観が初めて富士をモチーフにしたとされる『武蔵野図』(1895年・奈良国立博物館蔵/前期のみ展示)、晩年の代表作として知られる『或る日の太平洋』の習作(1952年・公益財団法人日本美術院蔵)などが展示されている。
一部作品の展示替えがあり、前期は10月24日(土)から11月3日(月)、後期は11月5日(水)から24日(月)を予定。月曜休館、ただし11月3日・24日は開館し、翌火曜日が休館。
また、今回の特別展にちなんだ講演会「大観先生のこと」が10月19日(日)の午後2時から3時半まで、ミュージアムホールで開催される。講演者は、同館で11月30日(日)まで同時展示している、日本画家で日本美術院理事長の松尾敏男氏を迎える。先着150人で申し込み不要。
問合せは同館【電話】0463・35・2111へ。
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