湘南ベルマーレのJ1リーグ第5節が3月31日、IAIスタジアム日本平で行われ、清水エスパルスに3対1で勝利し、今季初となる2連勝を飾った。
序盤は、開幕戦から白星のない追い風を利用して清水がボールをキープして攻勢を強めた。風下に立った湘南は我慢の時間が続いたが、センターバックのフレイレが持ち味を発揮。空中戦の競り合いで相手の好機を潰し、古巣のファンに存在感をアピールした。
試合が動いたのは前半23分。松田天馬が右コーナーキックからグラウンダーのクロスを入れると、フレイレが相手DFを引き連れてスルー。その後ろから菊地俊介が、右足を振り抜くサインプレーで先制弾を決めた。
同44分に同点とされたが、失点直後の2分後に得た右コーナーキックで再び湘南に好機が訪れる。松田のクロスに杉岡大暉が頭で合わせたシュートを梅崎司が繋ぎ、こぼれ球に詰めたフレイレが押し込んで1点リードで前半を折り返した。
清水は後半に入りエースのドウグラスを送り込んで攻撃の活性化を図ったが、湘南が再び追加点を奪って突き放す。同25分、スローインを受けた松田がドリブルで相手DFをかわしてペナルティエリアに侵入すると、小柄な身体を反転して右足シュート。力強い弾道は美しい放物線を描きながらゴール右隅に吸い込まれた。
松田はこの日3得点に絡む活躍で試合後、曺貴裁監督は「小さい選手でもファイティングスピリットを持ってやれば、十分にやれることを証明してくれた」と称えた。
2連勝した湘南は勝ち点9とし、5位に浮上。次節は6日、ホームでジュビロ磐田と対戦する。
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