湘南ベルマーレの第14節は5月31日、ホームで横浜F・マリノスと対戦し、1対2で敗れて勝ち点を伸ばせなかった。
湘南はU―20日本代表や累積警告による出場停止で前節(神戸戦)から先発5人を入れ替え、山口和樹が今季初スタメンでFWに入った。
序盤から山口とレレウが起用に応えるアグレッシブなプレーでシュート放つと、横浜FはFW仲川を中心に攻撃を組み立て、攻防が入れ替わる一進一退の展開になった。
試合が動いたのは前半12分。ペナルティエリア右を突いたスルーパスをドリブルで運び、グラウンダーで流れるようにつないで横浜Fが先制する。
先制点を機に横浜Fが攻勢を強めたが同26分、相手のクリアミスを突いたFW武富孝介がフリーでペナルティエリアに侵入、相手DFに倒されたがオフサイドの判定でPKとはならなかった。
同44分、左コーナーキックから湘南が同点に追いつく。レレウのパスは一度跳ね返されたが、古林将太が拾ってドリブルから高速クロスを供給。これに武富が飛び込んでネットを揺らして試合を振り出しに。ゴールを決めた武富は古林のもとに走り寄り、抱き合って喜びを爆発させた。
後半も攻防が入れ替わるスピーディーな展開となった。最初に好機を迎えたのは湘南だった。同9分、ロングパスを左サイドで受けたレレウがダイレクトで折り返したクロスに指宿洋史が頭で合わせたが、相手GKが好セーブ。湘南は自陣ゴール前のピンチでは身体を投げ出すなど、高い集中力を見せて相手の好機を潰していたが同18分、混戦からこぼれ球を押し込まれて追加点を許す。
1点を追いかける湘南は直後にJ初出場のデュマスとケガにより出遅れていた金子大毅を相次いで投入、同33分には野田隆之介をピッチに送り込んで攻撃の活性化を図ったが反撃も届かず。松田天馬のフリーキックがクリアされたところでホイッスルを迎えた。
次節は14日、敵地で現在8位のサンフレッチェと対戦する。
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