湘南ベルマーレのJ1リーグ第16節は22日、ガンバ大阪と対戦し、後半アディショナルタイム弾に沈んで0対1で敗れた。2試合続けて無失点に終わったベルマーレは、リーグ戦4連敗で全体順位を3つ下げて15位に後退した。
下位に沈むチーム同士の対決となった一戦は、直近7試合で1勝のガンバが連携の取れたパスを繋いで主導権を握った。前半13分には強烈なミドルを放ち、同30分にはGK秋元陽太と一対一を迎えるなどチャンスを作る。
湘南は高い集中力で相手の攻撃を凌ぎ、少ないチャンスで反撃に出る。右サイドのMF古林将太が精度の高いクロスを供給。同37分にはFW山崎凌吾が頭で合わせたが相手GKの好セーブに阻まれた。
後半開始に、ガンバは元日本代表の遠藤保仁を投入して攻勢をさらに強めた。湘南は守勢を強いられ、我慢の時間が長く続いた。前線から意思統一の取れたプレスで耐え忍んでいたがアディショナルタイム1分、途中出場の相手FW食野亮太郎がペナルティエリア左から中央に切り込み、右足シュート。終了間際に湘南の勝ち点1がスルリとこぼれ落ちた。指揮官は「この悔しさをしっかり脳裏に残して、練習に取り組む」と前を向いた。
6月の白星がない湘南は30日、ホームでセレッソ大阪と対戦。サポーターの大声援を味方につけて反攻の7月に弾みをつけたいところだ。
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