キャッチャー練習に取り組む参加者ら
東海大学チャレンジセンター「スポーツ社会貢献プロジェクト」が14日、同大学湘南キャンパス土屋野球場で野球教室を開き、硬式野球部員が地域の小学生に技術指導を行った。
野球教室には平塚市と秦野市の小学生70人が参加。同大学１〜３年生の野球部員40人が講師を務めた。参加者はポジション別に分かれて大学生の動作を手本にしながら守備やバッティング練習に取り組んだ。
最初は緊張していた参加者は、一つひとつのプレーに対して大学生から「ナイスボール」や「上手いね」と声をかけられると次第に笑顔が弾け、積極的に質問する一幕もあった。吉沢小５年生の男子児童は「教え方が分かりやすくて楽しかった」と話し、講師を務めた同大学３年生の戸崎慶さんは「小学生に教えることで初心に戻れた」と振り返った。
同プロジェクトはスポーツを通じた地域活性化に取り組んでおり、幅広い世代を対象にバスケットボールや女子サッカー、ノルディックウォーキングなどの教室を開いている。
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