神奈川県は7月29日、県内の海水浴場で実施した水質検査と腸管出血性大腸菌O157の第2回調査結果を発表した。大磯海水浴場は、前回調査(5月実施)と同じ「可」のB判定だった。
第2回検査は7月1日から9日までの間の2日間、県内13市町25カ所の海水浴場で行われた。ふん便性大腸菌群数・油膜の有無・COD(化学的酸素要求量)・透明度・腸管出血性大腸菌O157の有無・放射性物質(セシウム―134、セシウム―137)を調査し、環境省の定める水浴場水質判定基準(適…水質AA・A、可…水質B・C、不適)で区分した。
大磯海水浴場では7月1日と2日に検査が行われ、第1回と同じ結果となった。判定が向上した海水浴場は県内で2カ所あり、茅ヶ崎市のサザンビーチちがさきが前回の「可」Bから「適」AAに、平塚市の湘南ベルマーレひらつかビーチパークが「可」Bから「適」A判定になった。一方で11カ所の海水浴場が前回より判定が低下している。なお、すべての海水浴場で腸管出血性大腸菌O157は不検出、放射性物質も検出下限値未満だった。
大磯海水浴場の開設期間は9月1日(日)まで。
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