夕暮れ時の公園で食事や生バンドを楽しんだ
中井中央公園で７月23日、里山の心地よい夜風にあたりながら生のバンド演奏や飲食を楽しむ「夜遊び」イベントが、３年ぶりに開催された。
公園内にある、なかい里都まちＣＡＦＥが主催する「里都まち夜遊び」の５回目。カフェと周辺施設がグランドオープンした２０１８年に始まったが、新型コロナウイルスの影響で２年にわたり実施が見送られ続けていた。今回、１００人までの入場制限や飲食時以外のマスク着用などの感染予防対策を徹底し、中井町役場や中井町商工振興会の協力で３年ぶりにイベントを再開した。
会場では薪窯を使った焼き立てのピザが無料で振る舞われ、かき氷や焼きそば、アルコールやソフトドリンクなども販売。ステージでは出演バンドが洋楽のヒット曲やジャズアレンジ、童謡やアニメソングなども演奏して会場を盛り上げて、家族連れや友人グループなどが夏の夜のひと時をゆったりと楽しんだ。
同カフェのマネージャーを務める田中恵里子さんは「３年ぶりにイベントを再開し、たくさんの人に楽しんでもらえて良かった。この場所の魅力を知ってもらい、皆さんに活用してもらえれば」と話している。
なかい里都まちＣＡＦＥと周辺施設は、にぎわいの創出や地域経済の活性化を図る交流拠点として町が整備。カフェの周りに芝生エリアやウッドデッキ、かまどと県内最大級のピザ窯を備えたキッチンなどが設けられていて、個人・団体に貸し出しも行っている。
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