第３回二宮町議会臨時会が７月25日に開かれ、一般会計補正予算案など２議案を可決した。補正予算額は１億１５２万８千円で、コロナ禍の物価高騰に影響を受ける町内事業者や町民の支援を目的としたプレミアム付商品券追加発行事業など、７事業に活用される。
国の令和３年度補正予算の留保分と、令和４年度新型コロナウイルス感染症対策予備費で追加された交付額をコロナ禍における原油価格、物価高騰対策に活用する。
対象世帯に町独自の給付金として３万円を上乗せして給付する「低所得の子育て世帯生活支援特別給付金事業」に１１７５万１千円、コロナ禍の影響で売り上げ低迷が続く町内の商工業者と町民の生活を支援する「プレミアム付商品券追加発行事業補助金」に３７３０万円を盛り込んだ。また、原油価格高騰のあおりを受けるバス・タクシー事業者を支援する「地域公共交通推進事業」と送迎サービスを行う施設などへ燃料費を支援する「社会福祉施設等送迎サービス支援金」に計２９５万１千円、物価高騰対策として「住民税非課税世帯等生活支援事業」や「保育所・学校給食食材費高騰対応補助金」などに計５００７万２千円を計上した。
追加発行は10月を予定
プレミアム付商品券追加発行事業は、消費者の生活支援と地域経済活性化を目的に、８月１日から３万冊分の申し込みを開始しているプレミアム率30％の商品券を、さらに２万冊発行するもの。追加分は10月からの申し込みを予定している。
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