県議会の役割の一つに、知事が提案する予算案を審議し議決することが挙げられます。予算編成は知事の専権事項ですが、県内の自治体や各種団体からどんな要望があるのかヒアリングを行い、取りまとめ、知事に伝えることは県民のニーズを予算に反映させるための大切な仕事です。私が所属する「かながわ未来」県議団では県内30市町村および約40の各種団体からのヒアリングを実施しました。７月14日には二宮町の村田町長と大磯町の池田町長から県に対する要望を伺いましたのでご紹介します。

二町の要望預かる

　二宮町からは【1】役場新庁舎建設に伴う財政支援について、【2】葛川水系河川の改修・整備促進について、【3】子どもに係る医療費助成の全県的制度設計について、【4】小中学校の給食費の無償化について、【5】ＧＩＧＡスクール構想をはじめとしたＩＣＴ環境整備への財政支援の充実について、【6】学校教育の新たな課題に対応するための指導体制の充実について、【7】小中学校における医療的ケア看護職員の配置に伴う財政措置について、以上7点の要望をいただきました。

　大磯町からは【1】みなとオアシス（大磯港）の賑わい創出に向けた課題について、【2】県道６１０号大磯停車場線の早期の拡幅整備について、【3】不動川河川改修事業及び県道63号（相模原大磯）線歩道整備事業の工事着工に伴う歩行者等の安全対策について、以上3点の要望をいただきました。

　今後はいただいた要望を会派内でまとめ上げ、10月中旬ごろまでに知事に政策提言集として渡せるよう議論と作業を進めていくことになります。一つでも要望が実現するよう取り組みます。

吉川 諭

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