真剣なまなざしであやとりの｢ほうき｣を習う園児
二宮めぐみ幼稚園（二宮町二宮92）で１月22日、二宮町内で活動する団体「昔遊び名人会」（前島直美代表）による昔の遊び教室が開かれた。年長組の園児約30人が参加した。
園児らが挑戦したのは大山コマ、けん玉、羽根付き、折り紙、あやとり、お手玉。同会の会員６人が「名人」として園児らに遊び方やコツを伝授した。あやとりを教わった園児は、さっそく「ほうき」の作り方をおさらい。自分の力で成功させると、「もう覚えたからお友達に教えてあげたい」と笑顔を見せた。
町内の小学校や地域イベントで活動している同会。前島代表は「担い手不足も背景にあり、常に会員募集中。子どもたちには一つでも好きな遊びがあったら、ぜひ『名人』を目指してほしい」と元気よく遊ぶ子どもたちを前に目を細めた。
三宅栄子園長は、「地域の人と連携することで、園だけでは補えない体験をしてほしい」と話していた。
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